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2010/02/15 (Mon) 01:01
運命の日?

一人の男がいた。
その男は一日中そわそわしていた。
これから始まる冷厳なる儀式の前に脅えているようでもあった。
だが、一方で彼は待っていた。
天に遍く星の数だけ巡り合わせがあるのだとしたら、そのほんの一掬いの幸運だけでも自分に訪れるのではないかと。
ヴィーナスの与え給う奇跡を。エロスの口付けを。
彼は待った。最後の最後まで辛抱強く。
しかし、遂に、それは起きなかった。
彼の手元届いたのは、いつもと変わらぬ、見慣れた広告チラシだけだった。
奇跡は・・・起きなかったのだ。
チラシをぐしゃぐしゃに握りつぶして、床に叩きつけ、彼は叫んだ。
「どうして・・・っ!」
もはや言葉さえ見つからなかった。
「どうして・・・っ!!」
そんなとき、心の奥底から微かに声が響いたような気がした。
「プゲラワロチ」
いや・・・確かに・・・する!
これは・・・もう一人の自分・・・?
「まぁこれでも食って・・・元気・・・だせやw」
これは・・・っ!
チョコレートのターン!
目の前に現れたのは、紛れもないチョコレートケーキだった。
まさか・・・こんな情けない自分のために・・・。
「なんていうか・・・あれだ。来年、あるってw」
そうだ、そうだよ。いつでも側で支えてくれたのは心の中の自分じゃないか。
失っちゃいけない。どんなに辛くとも、自分自身の魂だけは。
「ありがとう、ありがとう・・・」
涙で頬を濡らしながら、一口、ケーキを口に運んだ。
甘くて、ほろ苦くて、ちょっぴり塩辛かった。
「すっごく、おいしいです」
もう一人の自分がククッと笑った。
「だろ?コンビニで一個200円だが、おまえの舌には丁度いいだろ」
違いなかった。
「あとおまえ、○○○○○○デー、ディスってんじゃねえよw」
「うん・・・わかってる。ネタだから・・・もうしない」
「そうか、それを聞いて安心したぜ」
フッと身体から力の抜けたような感覚。
きっと元の場所に戻っていったんだろう。
蛍光灯の灯りの下、一人の男と、一皿のチョコレートケーキだけが残った。
「来年はチョコになろう」
いい考えだ。チョコになってしまえば、何も考えなくて済む。
また一口、ケーキを食べた。
甘くて、ほろ苦くて、今度はちょっぴり優しい味がした。
チョコうめえ。
どんなときでもチョコの味は変わらない。
うん、真理だ。
甘くて、ほろ苦くて、少しだけ夢を見させてくれる、魔法のお菓子。
そんなチョコレートに想いをのせて、大切なあの人にヒミツを伝えられる、特別な日。
愛の女神がいるのなら、どうか二人に祝福を。
でもおれオワタ\(^o^)/

※14夜に書いていたが日付が変わってもた。ちなみに事実も含まれてますがネタです(*´▽`*)
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